不動産証券化協会のネットワーキングに参加したときの資料に政令都市を含む道府県の宿泊施設需要のデータが載ってました。
それによれば、宮城県の延べ宿泊者数に対する外国人延べ宿泊者数の割合は5パーセントに満たない僅か1〜2パーセント程。なんと政令都市を含む道府県の中で最下位。
確かに仙台の街中歩いていても、以前より外国人を見かけることはあっても、それ程多くなったと感じることはない気がします。
その反面、宿泊施設の稼働率は60〜70パーセントと高稼働で、政令都市を含む道府県のトップクラスです。
ここに仙台圏の特色が表れているとも言えそうです。東北経済圏の要の都市であるけれども、観光や都市としての魅力は外部からは乏しく見える。そんな印象を感じたデータ結果でした。
実際は、山も近く海も近く温泉も自然もありという恵まれた環境なのですが・・・そんな奥ゆかしいというか、遠慮深いというか、そんなところも魅力の一つとして、アピールできると良いですね。