平成28年路線価の宮城県内における最高路線価は、さくら野百貨店仙台駅前店の「青葉通」で1平方メートル198万円(坪換算で約655万円)。
前年比で22万円増加し3年連続の上昇で、前年上昇幅と比較すると7.7ポイントプラスで12.5%の上昇であったとのこと。
そのお隣の青葉区本町と錦町に目を移してみると・・・
錦町公園(旧:レジャーセンター&ホテル仙台プラザ)では、NHKの仙台放送局が建築の真っ最中。
さらに錦町一丁目では、KKRホテルの解体作業が始まり、今後、土地の入札などがあると考えられます。
また、そのKKRホテルの向かい側では、もともと国の公務員宿舎だったところに保育所が新設されるなど、新たな街の一面も見せ始めています。
そして、少し奥に入った「宮城県婦人会館」跡地では、生協も出店予定。
仙台市中心部から徒歩圏内のこの圏内は、まだまだ街づくりや開発の勢いが続きそうな気配です。
日銀の金融緩和の限界やアベノミクスの成否が話題になる中、世界的な経済金融情勢の大きな変化が無ければ、仙台でも、今しばらく土地価格の上昇が続きそう・・・と考えています。