12月11日(日)に、宮城県マンション管理士会の懇親会に出席してきました。
宮城県マンション管理士会の設立当初は、単会は東北6県では宮城県だけだったのが、現在は6県それぞれに単会が設立されているとのこと。マンション管理組合の様々な問題や課題の解決に向け、マンション管理士の活躍の場が広がっているようです。
区分所有建物に代表されるマンション管理組合の運営は、多数の区分所有者(組合員)の議決に基づきます。それぞれの組合員の考えや立場から、いろいろな意見や提案も出てきます。
長期修繕計画に基づく建物設備の大規模修繕工事の実施、建物設備の保守の在り方、日常の生活面における駐車場やペット飼育の問題など、多種多様な課題や問題に管理組合と組合員が一緒になって取り組んでいく必要があります。
それらが上手く機能しないと、管理組合の運営はもちろん、資産としての不動産の価値も落ちてきてしまう結果となってしまいます。
今後の課題としても、少子高齢社会の更なる進行とともに、マンション管理組合の役員の「なり手」がいなくなったり、相続手続きが上手く進まなかったりといったことによる組合運営の形骸化や建物のスラム化が懸念されています。
また、最近では、首都圏のタワーマンション等における外国人所有者の管理費未納や生活習慣の違いによるトラブルなども増えてきているようです。
マンションは、多数の方がひとつの建物の中で一緒に生活をする場所。
優良な資産として次の世代に引き継ぐためにも、管理組合・マンション管理士・管理委託会社がそれぞれの役割を果たし、円滑で良好な管理組合の運営を目指したいものですね。
BITキャピタルパートナーズでは、「東北・仙台の財産管理パートナー」として、マンション管理士による「組合運営コンサルティング・理事会顧問(アドバイザー)・第三者管理(理事長代行)等」に関するご相談を承っております。
管理組合運営に関する課題や問題をはじめ、「こんな相談はできないの?」まで、マンション管理に関するご相談がございましたら、是非、お声かけくださいね!